「版下」、覚えていますか。知っていますか。 ⓪はじめに

2021.01.05

あけましておめでとうございます。

早速ですが、

年賀状でお知らせしていた

ビビデの私家版コンテンツを

スタートさせていただきます。

(年賀状をご覧でない方、

お届けできていなかった方は、

すみませんが写真の年賀状を

読んでいただけますか。

面倒なら、そのまま読み進んでいただいても大丈夫(なはず)です。)

1994年12月設立のビビデ、

その前からすると実質40年以上

広告デザインの世界で生きています。40年・・・長ッ!

そうすると当然ながら

ジェネレーションギャップというものを

感じる機会が多々多々あるもので。

 

それは、昨秋の社内ミーティング、

テーマは“来年の年賀状”でのことでした。

ひょんなことから

「昔は版下だったなぁ」と

版下を知るデザイナーが話しだすと、

版下を知らないデザイナーがキョトン。

「いや、それはな」と説明しても

パソコンスタートのデザイナーにとっては、

正体のつかめぬ鵺(ぬえ)のようなもの、

いくら話してもピンとこない模様。

 

ああだこうだしているうちに、

「これって、きっとビビデだけのことじゃないよね」

だったら、これをテーマに年賀状をつくったら、

版下を知っている人にも知らない人にも、

おもしろく読んでもらえるのでは?

(で、無謀にも)せっかくだからWEBコンテンツにしてみよう!

 

と、相成りましたのです。

 

そんなこんなで、

ビビデの私家版コンテンツ

「『版下』、覚えていますか。知っていますか。」はじめます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

(ウィークデー、2、3日に1回の更新予定です。)

 

<参考>

▼版下とは?

はんした

製版用の原稿。写植印画紙・ロゴ・線画などを台紙に貼り込み,完全版下となる。台紙には各ページを構成する版面寸法,中心トンボ,仕上がり線などが書かれている。従来、版下とは,手書き文字やロゴなどをさしていたが,電産写植や電子組版,DTP等により出力した印画紙を,製版用原稿の意味で「版下」とよぶようになった。

 

▶︎一般社団法人 日本印刷産業連合会 印刷用語集より

 

 

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